株式市況

月曜日は血の雨が降りそうだ

月曜日がヤバそうだ

明日は月曜日。連休谷間にしてFOMC前の、しかも米国ダウが1000ドル近く下げた後の東京市場。何がやばいかって、買われる要素が全くないのです。連休前の最後の取引日だった木曜日、為替市場は日銀政策決定会合で大規模金融緩和政策を継続するとの見方から円安が一気に進み、節目となる130円を突破してしまいました。その後も円は売られ続け、一時131円台にまで突入。これを株式市場は“好感”し、夜の日経平均先物は27400円付近まで上昇しました。なお木曜日の日経平均終値は26847円です。

 

連休中に株価のつり上げを狙っていた投機筋が完全にウラをかかれているものと思われます。金曜日も動いていた日経平均CFDは、26767円で引けていますが、これは木曜日の日経平均終値から80円しか値下がりしていません。こんな高値からザラ場が始まるとは到底思えません。

 

日経平均はどこまで下がる?

こちらはすっかりおなじみのドル建日経平均株価です。円建てだと円安ブーストがかかっているのでごまかされていますが、実は21年10月以降、ドル建て日経平均株価はずっと値下がりを続けています。あの自民党総裁選に合わせて仕掛けてきた一時的な急騰相場を“乱痴気”とするのなら、21年2月の日経平均株価が3万円を超えたあたりから長いこと下落基調にあるのが見て取れると思います。今の日本市場を動かしている実質的主体は海外投資家であり、彼らはこのドル建ての日経平均株価を見ながら売買しているという悲しい事実を決して忘れてはいけません。

青い点線は、日経平均株価が200ドルになる位置です。現在208.9ドルなので、円の価値が変わらず5%程度値下がりするか、株価指数はそのままで円の価値が5%安くなれば、ドル建て日経平均株価は節目の200ドルに乗ります。さらに重要なのは、この水準はコロナショック初期の下落過程に位置しており、チャート上のサポートラインを引きづらいということです。

 

私は年内の日経平均株価2万円割れを予想しています。このところ円安ブーストがかかっているので、2万円割れがすぐにやってくることはないかもしれませんが、今年の夏場、特に8月後半のお盆あたりが怪しいとみています。それまで株取引は開店休業状態ですね、残念ながら。

 

米国株はどうなるか?

 

2009年のリーマンショック以降、米国ダウはほぼ右肩上がりの成長を遂げてきました。最高値と最安値のチャネルラインを片対数グラフで取ると、上のチャートのようになります。通常のグラフではなく片対数グラフ(片方の軸だけ対数を用いる)を使う意味は、例えば100→200と1000→1100とでは、変化量は+100で同じですが、元の数値からの変化の割合が前者は2倍、後者は1.1倍と全く異なるからです。この元からの変化の重みを考慮したグラフを描きたいときは、片対数グラフが便利です。

 

すると、この13年間、中央の赤点線を下回ったのはごくわずか。強い米国経済を背景にひたすら強気で買い進めた人が勝利する流れでした。5月初旬の時点では、この赤い点線がちょうど3万ドルにさしかかります。現在のダウ平均株価は32977ドル。あと10%(3000ドル)の調整は十分ありうるように思われます。今後中長期的な下げ相場に移行するとしても、ダウ3万ドルは非常に分かりやすい節目なので、おそらくこのあたりで一度大きな反発があるでしょう。それまでは株にノータッチでよさそうです。ただ、そこで本当に値下がりが止まるのかどうか。私はまだ下に突っ込むと予想しています。時期としては、8月後半から9月頃が大底になるのではないでしょうか。

 

3月頃だったでしょうか、過去の統計データを引用しながら、FRBが政策金利の引き上げを決めても当分は株高が続くと予想している投資系インフルエンサーがかなり多くいました。私はそういった楽観論に首をかしげており、また動画やLive放送の中でも再三警告していましたが、悲しいかな、買うな」「今はやめとけという動画はなかなか見られないのです。今は50年ぶりに米国経済が直面している高インフレに金融当局がタカ派姿勢で取り組むと宣言しているところであり、またいつ終わるともしれぬウクライナ戦争に、米国のみならず全世界が大なり小なり関わっている状況です。なにもかも、これまでの平時とは違うのですよ。

 

米国は現在、なかなか下がらない物価高騰に加え、景気の減速を示す経済指標が増えています。特に22年1月~3月の四半期GDPが予想1.1%だったのが蓋を開けてみると-1.4%だったことは、多くの市場関係者に衝撃を与えました。内訳を見ると米国GDPの7割を占める個人消費が+2.7%で底堅く推移していたものの、前期が+6.9%であったことや資源高が禍してマイナス成長になったようです。

(引用:Yahooファイナンス経済統計

 

どうすればいい?

貨幣の毀損がひどくて資産防衛をしなくちゃならない、でも株は上がりそうにない。こういうとき、どこに資金が入っていくかを考えると、やはり「モノ」でしょう。今後は日本も本格的な物価高に見舞われるでしょう。日銀が今後も事態を放置すれば、そして私はそうなるだろうとみていますが、日本経済は「狂乱物価」「制御できないインフレ」に陥る危険性が高まります。この局面では、まずドルに資産を変えておくこと、貨幣資産をモノに変えておくことがよさそうです。首都圏の新築分譲マンションの平均価格は6260万円を超え、バブル期を上回ったそうです。また、大手百貨店では高価格帯の商品、たとえば時計や宝飾品の売れ行きがよくなっていると決算短信でも指摘されています。このような動きは今後も当面持続するでしょう。

しかしながら、こういった価格高騰は実需によってもたらされている現象ではないので、結局最後に誰かがババを引かされることになります。マネーゲームに参加することは止めませんが、人為的に作られたバブルはある日突然弾けます。常に第三者の目を持っておきましょう。

 

私はもう少し堅実な対処法を考えています。円の価値は2021年初頭(1.5年前)と比べて既に25%超も毀損されています。22年の年始から見ても12%超の毀損です。21年並の同じ暮らしをしたいのなら、税金分も考慮すると、これからは1.5倍働けということだと受け止めています。もう一つ。外貨を稼ぐ手段を持っている者は、個人であれ法人であれ今後は圧倒的に有利になるでしょう。今後はYouTubeのチャンネルのうち、英語のサブチャンネルを海外の視聴者のウケを強く意識した内容にしていこうと考えています。

まだ登録者数8人ですけどね(;^^)ヘ..

 


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